2016.05.11
真のナポリピッツァ協会公認「da ZUZU」のドルチェピッツァ
【ドルチェピッツァ】
2013年頃からだったかな?
ドルチェピッツァって流行ってきたよね。
今ではだいぶ主流になってきて様々なお店で楽しめるようになってきたけど、せっかくなら本物の味を知りたいと思わない?
本場のピッツェリアが作るドルチェピッツァがあると聞いて、助手のピエールくんと共に現場に向かった。
訪れたのは、東京都板橋区徳丸にある「ANTICA PIZZERIA da ZUZU (アンティカ ピッツェリア ダ ズズ)」
いつもお世話になっている、“ナポリピッツァの伝道師”の2つ名を持つJaffaさん(写真右の紳士)が連れて来てくれたんだ。
偶然撮れた奇跡の1枚(爆笑)
イタリア政府公認 「真のナポリピッツァ協会」都内11店舗目、板橋区で唯一の認定店。
この看板を掲げられるお店は、真のナポリピッツァ協会が定める厳しい条件を全てクリアし、正真正銘のナポリピッツァを提供していると認められたピッツェリアだけなんだ。
「さすがスイーツ王子、スイーツだけじゃなくピッツァに関しても詳しくてグルメなのね」
って、ちょっと関心してくれたかな?
だって、ココに書いてあるからね!
それにJaffaさんがいつもナポリピッツァの魅力を教えてくださるから、近所の子供達よりは詳しくなったと思うよ。
da ZUZUは、イタリア ナポリにある「チーロ ア サンタブリジダ」で修業したピッツァ職人の我妻 大輔さんの本格ナポリピッツァと南イタリア料理が楽しめるお店。
ピッツァはイタリアから取り寄せた薪窯で焼き上げ、食材はチーズ、小麦粉はもちろん、厳選したイタリアのものを使用するこだわりようなんだ。
真のナポリピッツァ協会の認定看板授与式の時の大輔さんのスピーチをJaffaさんからお伺いしててどうしても訪れたいって思ってたんだ。
みんなにもぜひそのスピーチを聞いてもらいたいな。
「9年前、初めて真のナポリピッツァ協会認定店でナポリピッツァを食べた時、ピッツァ職人になろうと決意しました。
そしていつか自分も自分の店を持って、真のナポリピッツァ協会の認定店になりたい、同じ看板を掲げたい!
ずっとその想いを胸にやってきました。
そして、遂に、本当に、本当に、あの看板を掲げることとなりました!!
なにも出来ない僕にピッツァを教えてくれた、緑のイスキアの健人さん、PANCIA PIENAの前川さん。
ナポリでは、イタリア語も英語も全く喋れない飛び込みの日本人を快く受け入れてくれたCIRO A SANTA BRIGIDAの会長アントニオ、ピッツァイオーロのジーノ。
真のナポリピッツァ協会の皆様。
そして、僕の夢物語を信じて、ずっと支えてきてくれた妻の友美に。
心から感謝しています。
今日から真のナポリピッツァ協会認定店として、誇りと責任を持って看板に恥じぬピッツァを作り続けていきます!
自分がそうだったように、誰かに憧れられる、そんなお店、ピッツァ職人になることが次の目標です。」
*大輔さんには掲載の許可をいただいております。
・・・。
あっ、ちょっと待って。目にゴミ入ったわ。
愛情あふれる人なんだろうなって。
大輔さんのピッツァを食べるのをすごく楽しみにしていたんだよね。
友美さんへのプロポーズは、
「毎日、俺のピッツァを食べてほしい。」
とか、
「君への愛で俺のハートはピッツァの薪窯のようにアツくなってるよ。」
とかだったのかなぁ。
個人的に気になるから、またお店にお邪魔する際に聞いてみるね(すごい迷惑な客)
僕がステキな妄想を繰り広げている間にお料理の準備が整ってきたみたい。
今回はランチのBセットをオーダー。
前菜盛り合わせ(前菜5種+ミニサラダ)/お好きなピッツァ/ドリンクの構成でピッツァのサイズによって*値段が変わるんだけど、ぼくたちは今回Mサイズをセレクトしてみんなでシェアしたんだ。
こういう時シェアできるとそのお店の色んな味が知れるし、なによりみんなでする食事って楽しいし貴重な時間だよね。
まぁ、ぼく友達いないから基本食事は1人なんだけどね。
*Sサイズ…1,150円/Mサイズ…1,200円/Lサイズ…1,400円
【前菜盛り合せ】
自家製ハム/ゼッポリーニ/ミラノサラミ/ホタルイカ/カポナータ
【1枚目のピッツァ】
マリナーラ
トマトソース、ニンニク、オレガノのバランスは、シンプルな1枚だからこそその良さが際立つよね。
【2枚目のピッツァ】
ベジタリアーナ
彩り野菜とキノコ、モッツァレラチーズ散りばめたビアンカのピッツァ。
【3枚目のピッツァ】
燻製モッツァレラチーズを使ったマルゲリータ
燻製モッツァレラチーズの香りが食欲をそそると共に、マルゲリータの旨味を更に引き立てている。
【4枚目のピッツァ】
マストゥニコーラ
世界最古のピッツァとも呼ばれ、トマトやモッツァレラチーズがイタリアで使われる前の時代のピッツァ。
ラルド(豚の背油の塩漬けハム)とペコリーノチーズ、バジルでシンプルに。
1枚目のマリナーラを口にして直感したけどda ZUZUはとにかく生地が美味しい。
焼き上がりも素晴らしいし、生地に絶対の自信がなきゃマストゥニコーラはなかなか提供できるものじゃない。
え、なにか忘れてるって?
わかってるよ、ドルチェでしょ?
「スイーツ王子がいるからドルチェは全種盛りにしよう。」
とJaffaさんからの提案。
いやいや、さすがのぼくでもコレだけ食べた後に全種盛りは・・・、
余裕だけどね。
さすがJaffaさん、わかってらっしゃる。
【ドルチェ全種盛り】
パンナコッタ/ティラミス/ジェラート3種盛り(バニラ/ピスタチオ/フランボワーズ)/金柑のグラニテ
【おかわりドルチェ】
ドルチェピッツァ
ヘーゼルナッツとチョコレートのクリーム“ヌテッラ”をしのばせた熱々のドルチェピッツァ。
ナッツとチョコレートの相性の良さは言わずもがな。
ここにバニラアイスをトッピングするのはもはや反則。
【ドリンク】
食後は温かいコーヒーでフィニッシュ。
いやぁ、大満足のランチだった。
最後に、ZUZUの大輔さん、友美さん、ご一緒させていただいたJaffaさん、きみこさんと一緒に。
スイーツ王子 Rui.も酔いしれるANTICA PIZZERIA da ZUZU (アンティカ ピッツェリア ダ ズズ)の“ドルチェピッツァ“
是非、みんなにもこの感動を味わってもらいたいな。